飯島町の自然環境の中での農業や暮らしぶりは、都市生活者から見ると、そのこと自体が魅力的で価値ある体験となります。
土地に触れる農業体験、そば打ち等の地域文化体験、身近な自然体験は、都市生活のストレスを癒す新しい観光資源です。飯島町のどこにでもある生活が観光資源になります。地域の人々との交流がその癒し効果を倍増させます。
iiネーチャー春日平open
飯島流ワーケーションのメインステージとなる「iiネーチャー春日平」がオープンしました。地元の春日平自治会にもご協力を頂いて、宿泊施設のトレーラーハウスが5基新設され、一帯には植樹が施されて準備が整いました。

コロナ禍で、新しい生活様式やテレワークなどの新しい働き方が格段に進歩しました。その影響で、地方や田舎への関心が高まっています。都会の雑踏を離れた、「癒しの空間」が求められています。
飯島町の四季を通じての農業体験や、そば打ちやわら細工等の地域文化体験、更には、身近な山河を散策する自然体験をプログラム化して提供する「飯島流ワーケーション」がいよいよスタートします。

体験プログラムを案内するのは、地元のみなさんです。普段着の言葉で飯島町の暮らしぶりを語ってみてください。持ち前の趣味や、地元のおいしいものの話は、都市生活者から見れば「目からウロコ」状態です。これで癒されるのです。


飯島流ワーケーションは、環境循環ライフ構想の一つです。飯島町の誇れる自然環境から授かる水資源、森林資源、農業資源、そして、この環境で生活する人々の知恵をもっと地域経済の資源として利活用する事業が環境循環ライフ構想です。
飯島流ワーケーションは、地域の人が資源。地域の人が主役です。


参加者募集要項

ワーケーションのチラシ完成


ワーケーション推進協議会発足

トレーラーハウス5棟が春日平に搬入されました。設置工事後に玄関デッキを整備して、上下水道や家財用具一式を準備し田園宿泊施設の完備となります。これと並行して、本事業の推進協議会が設置され、飯島流ワーケーションの本髄となる農業体験や地域の文化、自然体験を組み合わせた滞在プログラムの策定会議が開催されています。これが将来の成否を分ける最も重要なポイントとなります。

1年半から2年の長きに及ぶコロナ禍で、生活様式の変化や企業のテレワーク推進等の時代変化を受けたワーケーションが各地で注目を集めています。しかし、飯島町では2年前から先進的に着目し計画して政策的な手配を地道に準備してきました。特に、他とは違う飯島ならではの特色ある価値やサービスを提供することを主眼に置いて、自然環境を活かした「癒し、熟成、スローライフ」をテーマに、地域の方々が得意な分野で一緒に参画して活躍できるプログラムの提供を目指しています。農水省や環境省では飯島流ワーケーションを含めた環境循環ライフ構想についてモデル的事業として注目をしています。
ストレスケアのワーケーション

順天堂大学所属の千葉先生は、唾液のアミラーゼの量からストレスや幸福度を数値化する研究を推進しています。特に農作業はストレス解消の効果があるといわれていたのですが、このことを数値化して作業前後の値を比較することに成功しました。
ワーケーションにこのストレスチェックを導入して、利用者のストレス度に合わせた農作業プログラムを提供したり、地元食材を提供するのは飯島流ワーケーションが日本で初めての試みになります。



ワーケーション推進協議会のメンバーは、自分のストレス度計測を実体験しながら、ツアープログラムを考察したり、ターゲットとする利用者などをイメージしました。
今後、プログラム策定会議が頻繁に開催されると同時に、トレーラーハウスの町民向け見学会なども予定されていますので参加してみてください。



魅力発信プレゼンテーション

長野県の元気づくり支援金を利用した飯島町の魅力発信について、約1年間モニター体験した都市企業の女性社員さん20名からのプレゼンテーションを開催しました。

テレワークが恒常化する生活様式の変化に、ワーケーションの重要性やその魅力を感じている中で、飯島町の自然とそこに住む人々の魅力や農業への理解を深めたことや飯島町の可能性を熱心にリポートしていただきました。
また、近隣ファミリーへのワーケーションや、農産物の販売アイデアなど多角的なプレゼンを頂きました。
今後の交流の促進や相互の関係性の深化を期待します。

トレーラーハウス視察









